補装具【 弦ちゃんの補装具について 】弦ちゃんは自分で首や体をしっかり支えられない為、日常的に補装具を必要としています。 補装具を作るにあたり、身体障害者手帳を申請しました。 障害者手帳は、基本的に年齢が2歳~3歳頃にならないと降りるのは難しいものです(症状が確定せず、診断が難しいため) しかし、弦ちゃんの場合は小さいながらも既に重度と認定され、1歳の誕生日を迎えた頃に障害者手帳の一級が申請される事となりました。 これにより、障害者用の補装具が1割の負担で作れるようになります。 一回の申請の台数制限もあり、今回は2台作ることにしました。 補装具の申請は3年毎に行えます。 【 今回申請している補装具 】 ・座位保持 もっぱら家用。ご飯食べたり、遊んだり、移動したり。 段々と重たくなるので、いつまでも抱っこは無理です。 上下に昇降できたり、リクライニング出来たりします。 普通のハイローチェアーと違く、弦ちゃんの体に合わせサポートクッションを形作っていきます。 全てオーダーメイドの世界でただ一つの椅子です。 成長にしたがってサポートクッションは変更出来る様になっています。 ・バギー お外用。お散歩したり、買い物したり、移動に使います。 座位保持よりは軽量のもので、移動中に体が崩れてこないよう、 最低限のサポートを付けていきます。 【 補装具作成の流れ 】 1) 障害者手帳を取得(2008/06/11) 2) 市に障害者用補装具の許可をもらい、意見書の用紙を貰う 3) 業者さんと理学療法士の先生の元、何度かに分けて弦ちゃんの体系により近いバギーを選ぶ 4) 整形外科の先生に診察(体に異常がないか、無理な体制はないか診察)、身体の採寸 5) 業者さんにバギーと座位保持の見積書を作成してもらう(一週間位) 6) 見積書を持って、意見書を整形外科の先生に書いてもらう(一週間位) 7) 見積書・意見書を市の窓口に提出し、交付券の発行をしてもらう(半月位) 8) 市から交付券が発行されたら、業者さんは作業スタート。 9) 仮合わせを行います。その時までに色を決めます。 こんな感じで、好きな色を一つ一つ決めていきます。 座るところ、周りの色、頭のサポートなど、生地もいろいろあるので迷います。 弦ちゃんの椅子はどんな色にしようかなぁ。 結構楽しいです。 10) 仮合わせ。業者さんと、サポートクッションがむき出しの状態で、サイズ調整をした後、整形外科の先生に診てもらいます。 そして、色を業者さんと打ち合わせします。 この時までにしっかり決まっていなかったので、当日大変でした。 11) 完成! 業者さん立会いのもと、整形外科の先生と最終的なチェックをします。 ヘッドの位置、椅子の角度など、細かく決めていきます。 これが完成した座位保持です。 色は全て自分で組み合わせられます。 今回は、グリーンをベースに作っています。 座面のサポートクッション、腰ベルト、胸ベルト、肩ベルトなど、サポート性がしっかりしています。 そして、これが外で使う用のバギーです。 これにも座面のサポートクッションなど、しっかり弦ちゃんの体に合った作りになっています。 【ネックサポート】 弦ちゃん用のネックサポートが来ました。 首が据わっていないため、どうしても座位の時、首が傾いてしまします。 それをサポートするものです。 名づけて「ネックン」です。 芯は中に針金が入っていて、柔らかいクッションで覆われています。 周りに肌触りのいいスポンジが巻きついています(取り外し、洗濯できます) これがネックンです。 弦ちゃんが付けるとこんな感じです。 慣れていないせいか、あまり好きではないようです。 こちらの、でく工房さんで弦ちゃんの椅子を作ります。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ でく工房さんだより ジャンル別一覧
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